ZOEA卒業生インタビュー 第二弾

どうですか?この佇まい。
パパラギの店内が、上品な百貨店の売り場に見えてきませんか?

ZOEAの卒業生が社会でどんな活躍をしているかに迫る卒業生インタビュー
第二弾公開です!

第二弾は、「株式会社そごう・西武」西武池袋本店に入社した林優佑さん。
実は、パパラギとはながーいお付き合い。15年に渡るパパラギとの歩みを語っていただきました!

笑ってた方がいいですか?難しいな、前回は陽菜乃ちゃんと茜さんの二人でやってたと考えると…

— カメラずーっと見てなくてもいいよ笑

いやあ難しいっすわあー笑

ダイビング歴は?

普段は藤沢店でダイビングをしています。ランクはAOWで、本数は80本前後です。
今まで一番楽しかったダイビングは、宮古島で八重干瀬というダイビングエリアがあるんですけど、そこで見た景色が一番凄かったです。
宮古島は地形がメインと言われている中で、サンゴと小さな魚の群れっていうのに感動…。昨日のことのように思い出せますね。
もう3年前ですけど。サンゴと光のキラキラーってした感じがずっと見ていられますね。

— これから行ってみたいところはある?

今後は、そうですね、、、色々たくさんありすぎるな笑。とにかくいろんな海を見にいきたいですね。
あ、西表島のシークレットガーデンにすっごい行きたいですね。今後の目標です。

今のお仕事は?

西武池袋本店で働いています。
内容は食品売り場で働いている方の管理をしています。売っていくためにどうしたらいいかというのをやっています。
あ、ちょっと待ってください。やっぱ今のなしでいいですか?笑
販売職と管理職っていうのがあるんですけど、今やっているのは販売職で少しづつ管理職に変わりつつあります。

— 何の販売をしているの?

お弁当です。お弁当、サンドウィッチ、お惣菜。津多屋ののり弁を売るのが得意です。みんなポンポン買っていきますね笑
これから管理とか発注をやっていくようになります。

— 社会人生活はどう?

研修はリモートワークをずっとやっていましたね。結局現場に出ないと仕事にならない職種なので、ずっと家にいたわけではありません。
在宅中は会社からの課題をやって、本を読んで、筋トレをして過ごしていました。
今思うのは、学生の時はお金がなくて時間があるのが大学生。ちょっと無理してでもやりたいことをやった方がいいと思いますね。

林さんはZOEAのどんな活動に参加していましたか?

WATER BORN Fes.を立ち上げから関わっていました。ZOEAができた時のお試しツアーにも参加していました。
もう0期みたいな感じですね。ZOEAツアーはやっぱり宮古島ツアーですね。

— 印象的だったのは?

リゾートも…まあ、でもWATER BORN Fes.の実行委員は陸上がメインで、富戸の漁師さんと話したりとか

— どんな?

…魚の焼き方とか?笑 最近の漁の調子とか。魚の焼き方はためになりましたね笑
高校を卒業してすぐダイビングを始めたので、同じ世代の人との関わりが少なかったので、ZOEAで初めて同世代で集まれてすごい楽しかったです。

— イベントのお手伝いは普通のバイトと違った?

違いますね。普通のバイトはお金を稼ぎに行ってるっていうイメージですけど、ZOEAのイベントのお手伝いは本当にみんなで一緒に楽しいものをやっていこうみたいな。僕の中では気分は学園祭の気分だったんですけど。お金どうこうよりも楽しくやっている感じがありましたね。
同世代でダイバー仲間っていうのが増えるといいですね。

— ZOEA卒業生同士でもまだ繋がってる?

今だに連絡を取り合って潜りに行ったりしています。

— パパラギは長いんだよね?

ほんとの一番のパパラギとの出会いは小学校1〜2年で。パパラギのNPOのシュノーケリング教室、鎌倉の材木座のやつでした。写真が残ってるのでぼんやり覚えている程度ですけど。
その時、ウエットスーツを買ってからたくさん海に遊びにいきましたね。葉山、逗子、館山。家族で海によく出かけました。葉山でたくさんウミウシを捕まえてカゴに詰めてましたね。ちゃんとかえしましたけどね笑

— で、大学進学を機にダイバーに?

野球に夢中だったんですけど、高二の修学旅行で座間味でシュノーケリングをして「やべー」って感動して、ダイビングをやろうと。
そういえば小学校の時に行った「パパラギ」はまだやっているのか?と。
で、行きました。

— パパラギの印象って覚えてる?

でも、まあ、いや、何だろう…。すごい緊張してたんで笑
色々丁寧に説明してくれたんで、いい人だなあって。その時は内田さんでしたね。
なので8歳からだから、15年くらい関わっていますね。

ZOEAの経験は社会人になった今、役に立っている?

ああ〜、めちゃめちゃありますね。めっちゃってか一番大事だなって思うことが。大人の人と会話するってのがめちゃめちゃ大きいなって、思いますね。
学生の時は同世代か年下と関わることが多いですし、喋ったとしてもバイト先の人って感じなんで。もうここに来れば基本的に年上の人しかいないので。そういう意味で色んな大人の人の話を聞けるっていうのは、すごい。

— 聞かされているのではなくて?笑

聞かされてはないですけど笑
でもそういう大人耐性みたいなものは、就活のときにもしゃべるのに苦労しなかったですね。
あとはダイビングをするようになって海の事とか自然の事はすごい意識するようになったかなと。ネット記事で海の環境問題に目が止まったり、世界で起きていることに敏感になりました。

— 具体的なアクションは何かしている?

んー…。NPOパパラギの海洋生物観察会でボランティアとして参加して、子供たちに海の楽しさに触れてもらうことで、僕自身もすごい楽しいし、子供たちも楽しそうにしてくれていたのですごく良かったなと思いました。
その時に打ち上げられたプラごみが目に入ったりすると心が痛みましたね。僕の職場は主婦の方が多いので、エコバッグはみなさん持っていて思ったより皆さん意識が高い印象でした。環境に優しい人が多いですね。

15年越しのパパラギへのメッセージ

休日の居場所を作ってくれてありがとう。
学生の時はダイビングしにいくところって感じ、ダイビングするために行く場所。
大人になってというか、働き始めてからはこんなにパパラギさんは大人の人を楽しませる為に色んな事をしているんだっていうことにすごい、ほんとに感動している笑

— どういうこと?笑

学生に対しても社会人に対してもやっている事は同じなんですけど、なんていうんですかね。んー、多分時間感覚が大人になってから変わって、休みを使って行くっていう事に対して精一杯やってくれているっていう印象は社会人になってから、海行ってすごい思いました。
休みを目一杯楽しんでもらおうっていう気持ちがあるんだなあってすっごい思いました。休みって貴重なんだなって笑
いつか自分も家族を海に遊びに連れていきたいですね。

— 子供ができたらZOEAに入れますか?

入れると思いますね。ダイビングをやりたいって言ったら確実にパパラギに。ダイビングだけじゃなくて、いろんな人とお話をしてっていうのが、相当やっぱ、人と話すのって財産だなって。
大人になると、お金払わないと人と話せない時やっぱあると思うんですね。偉い人とか、セミナーとか。
学生だったら何聞いても許されるし、話してくれる方も楽しそうに話してくれる。色んな人と話をして、僕はそれが良かったなと。

これからも楽しい場所を作ってください。大人の楽しい居場所を笑
子供心に戻れるというか、楽しく。心から楽しめる、そういう場所の提供には非常に感謝しています。

職場では売り場の管理の仕事を任されつつある林さん。
海がきっかけの環境意識からか、毎日廃棄になってしまうお弁当を見て「フードロス」に心を痛めているそうです。
売り上げとしても、地球の資源としても廃棄になるお弁当は少ないにこしたことはありません。
「他の人は、売り上げの数字と時間だけ見て割引して仕事をしています。僕はもっと来てくださったお客様やその流れを見て仕事をしたいと思っています」
毎日せっかく作ったお弁当が無駄にならないよう、人を見て仕事をしたい。
あくまで人対人で仕事をしたいという力強い言葉には、ZOEAでたくさんの大人と会話してきた自信が滲んでいました。

8歳から社会人へ、心も価値観も成長していく中で、パパラギは居心地が良いと感じてくれているのはとても嬉しいです。
林さん、ありがとうございました!

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